1949-08-08 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号
○説明員(井上嘉瑞君) 今委員長からお話がございましたその後の船の状態でございますが、御承知の通り、今度の引揚輸送再開以來、船が大分帰つて参りました。第一船の高砂丸は大した事故もなく帰つて参りました。第二船の惠山丸と申します船も大した事故もなく帰つて参りました。残念ながら第三船の信洋丸が事故を起してしまいました。
○説明員(井上嘉瑞君) 今委員長からお話がございましたその後の船の状態でございますが、御承知の通り、今度の引揚輸送再開以來、船が大分帰つて参りました。第一船の高砂丸は大した事故もなく帰つて参りました。第二船の惠山丸と申します船も大した事故もなく帰つて参りました。残念ながら第三船の信洋丸が事故を起してしまいました。
私共法務委員会の委員といたしまして、國会再開以來、刑の問題、刑務所の問題についていろいろと努力して参つたのであります。又その後は裁判、檢察の運営に関して大きな関心を持ちまして調査等をいたしておることは御承知の通りなのであります。私の立場からいたしまして、その事実の御報告を頂かなくては職を全うするものでないのではなかろうかということを考えましたので、私は新潟縣におります。
(拍手) 給與問題の論議は、先月の第三國会再開以來、公務員法の改正とともに不可分の関係におきまして、本会議におきましても、委員会におきましても、毎日論議が集中されたのでございます。先月九日、人事院は人事院の試案を発表いたしましたところが、政府は人事院の勧告に対してすら應じがたいという声明を発表いたしまして、今日までその主張を通して来たのでございます。
本議会再開以來、毎日のように賃金ベースの問題が、本会議においても、各委員会においても、論議の焦点になつておるということは、そこから來ておると考えますので、いろいろ不都合な問題が起きる原因をなしておるところのそうした問題等につきましては、直接関係の主管大臣である大藏大臣は、十分留意されなくてはならぬと考えます。
これは本年の四月、五月再開以來樺太等からの引揚げて來た者であつて、北海道に定着した者の燃料に要する燃料費の支給であります。昨年度におきましても北海道に定着する引揚者があつたわけでありますが、これに対しましては、道廳といたしまして生活保護法の運用によつて燃料を支給したのであります。御承知の通り、生活の方に要する費用は、國費六割、地元府縣二割ということになつております。
今日貿易再開以來、いろいろ今日の日本政府のやり方の貿易が、恰も日本を復興するかのような幻想を沢山與えておりますが、実際端的に申しますればアメリカの二トン半の小麦と、日本産の十トン半の小麦とを山交換しておる。こういうのが今日の貿易の実態でありまして、これは決して詭弁ではございません。今の具体的資料から割出せば、こういう結果が出て來ます。
從つて現在では、進駐軍將兵に対する案内記、日本文化紹介その他の宣傳用名刷物も、要求を満たす程度に発行することができず、特に昨年の貿易再開以來、來朝するバイヤーに対する宣傳斡旋についても、これに必要な用紙に関し貿易廳方面で種々御奔走願つたのでありますが、遂にわずかB六、三十二ページのパンフレツト七千部相当量の割当を得られたのみで満足な宣傳ができぬ実情にあります。
民間貿易再開以來、外國銀行も既に日本に店舗を開いておりますし、既に業者との間に關係ができている關係上、外國銀行が貿易金融というものに、ある程度除々にそこに介入しつつあるということも承知しております。
それから國會法で規定されておる次官と大臣との中間というこの待遇も一片の字句でありまして、若しこのまま放置すれば國會は非常に財産のある者とか、成金とか、或いは特別な金の出所のある人だけが來て、本當に勤勞國民を代表しておる者が來ることは不可能な状態に……、今現にこの國會再開以來そうなつておるのでありまして、現にいよいよその程度の深さを加えておりますので、この問題を我々は堂々とした主張を以て而して科學的に